2015年11月9日月曜日

つるまの森の件についての大和市長回答

 
          平成27年11月 2日

日本野鳥の会神奈川支部
  支部長 鈴木 茂也 様


                    大和市長  大木 哲

    当市行政の運営につきましては、日頃からご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。
 先にお受けいたしましたご質問につきまして、次のとおり回答いたします。


①「つるまの森」に隣接する農地を重要な緑地として認識して保全を目標とする。

【回答】
 中央林間自然の森(つるま自然の森)につきましては、中央林間駅から近く、都市部に残された貴重な自然資源であることから、緑豊かな中央林間地区のシンボルとして、周辺に点在する公園等と併せた保全を図るという方針を定めております。また、中央林間自然の森に隣接する農地につきましては、「大和市緑の基本計画」の目標指標の一つである「みず・みどり率」に含まれており、保全を基本方針とした重要な緑地であると認識しております。


②当該地域を市街化調整区域として存続させ、緑地保全の強化を図る。

【回答】
 内山地区につきましては、これまで全域を市街化調整区域に編入するため、特定保留区域として位置づけておりましたが、平成28年12月頃に予定している「第7回線引き見直し」において、中央林間自然の森を市街化調整区域として緑を保全し、それ以外の区域を一般保留地域として位置づける予定でございます。
 一般保留区域に位置づけられた場合、地権者の合意形成が図られたエリアは、段階的に市街化区域に編入することが可能となることから、緑地の保全のあり方や農地の生産緑地地区の指定について、地権者の方と話し合いながら、検討を進めてまいりたいと考えております。


③土地所有者の税制面等での優遇と協働を諮る。

【回答】
 今後も都市緑地の永続的な保全や農地の保全策の検討を進めるなかで、税制上の優遇や協働により、保全緑地での活動の促進に努めてまいります。



      事務担当:みどり公園課   電話 260-5451
    事務担当:街づくり推進課   電話 260-5446
  「陳情・要望」受付担当:広報広聴課   電話 260-5124